バイクツーリングの注意と準備【BIKE＆RIDER】

ツーリングの注意と準備【BIKE＆RIDER】

もくじ	子供とタンデムツーリング
	複数でのツーリング
	持っていると便利なグッズ
	宿泊予約

■子供とタンデムツーリング

　①子供とタンデムをする場合の注意！！
小さな子供をバイクに乗せてる姿をみると、どきっ！っとする光景があります。子供をバイクの背もたれや、ライダー（運転者）とベルトで縛っている姿です。たぶん、子供の落下を心配してのことでしょう。　そういった製品も売ってますよね。
　絶対に止めて下さい！　　なぜなら、転倒したらどうなりますか？もし、バイクに繋がっていたら、バイクと一緒に飛んでいきます。子供の体重のみで衝突するのとは違い、バイクの重量も加えた衝突は大変危険です。また、ライダーに繋いだ場合、ライダーは転倒時に、必ず背中から落ちて子供を下敷きにします。危ないです！

　では、どうしたら良いのか？私の子供は4歳から750ccのバイクに、背もたれ無しで乗せていました。その方法はインカムとタンデムグリップ付きウエストバックです。

　子供が転落する心配は、発進時・旋回時・居眠り時です。インカムがあれば、発進するよぉ～・曲がるよぉ～・景色が綺麗だよぉ～と、会話ができるので安心ですし、自分でグリップをしっかり握らせることで、緊張感もあります。とはいえ、睡魔は侮れませんが・・・。

　子供が慣れてから、初めての泊まりツーリングでは本当に困りました。帰りが遅くなってしまい、子供が眠くてしかたありません。休んでも、走り出せばすぐ眠くなるようで、ジュースを飲ませたり、歌を歌わせたりしても、10分が限度。どうしよかと思って、帰ったらゲーム買ってやるけど、何がいい？と、話題を振ったら・・・目がパッチリ！帰るまで、べらべら喋りっぱなしで到着しました。なんとも・・・高い出費となりました。(>o<)

万一の事故でも、立ちゴケでも、単独で乗車していれば、たぶん、子供の方が怪我をしません。
縛り付けるのはやめて、子供と喋りながらツーリングを楽しんで下さい！

　②1日の走行距離は200Km以内
どんなに慣れても、疲れから眠気がきます。200Km以内で計画をしましょう。

■複数でのツーリング

　①休憩ポイントを場所ではなく、距離で決めよう！
これは結構重要です。先頭の人は標識を見たり、後ろを見たりと気を遣って運転していますが、後ろの人はつい、付いていくだけになりがち。眠くなったり、トイレに行きたかったりと、いつ休憩するのかわからないのは大変です。これを、40Kｍ走ったら休憩すると決めておくと、後ろの人は、眠気もトイレも結構、我慢出来るものです。

　②超ビギナーは先頭
意外とベテランが先頭を走行し、ゆっくり走るから付いてきて！と、なりがちですが、ベテランのゆっくりは、超ビギナーにとってはレーサー並みの速さ？だったりします。いくら、注意して後ろを確認していても、顔色までは確認出来ません。(^0^)
　車間を開けて付いていってあげましょう。そして、上手くなったねぇ～と褒めてあげましょう！

　③4台以上はちどり走行
大勢で走る場合は一列ではなく、二列で走行しましょう。一列で走行していると、四輪からは前方が空いているように見えるので、無理な追い越しや幅寄せなどしたくなります。(場合があるだけです。）事故防止。

　④休憩場所では、まとまって駐車しましょう。
コンビニとかで、駐車場いっぱいに広がって駐車するグループがいます。お店の人や、他のお客さんに迷惑です。マナーを守りましょう。

　⑤1日の走行距離は300Km以内
ソロツーリングでは、1日1,000Km走る人でも、大勢の人と走る場合は疲れるもの。レベル差も体調もさまざまですから、無理をせず、ゆとりを持って計画しましょう。

■持っていると便利なグッズ

ツーリングアイテム内の便利小物をチェックして下さい。
特に、メタルスティックパテは優れものです。マフラー・エンジン・ラジエターの亀裂補修が可能です。耐油性と耐熱性…260℃のパテで、万一のトラブル時にとても役立ちます。

トラブル時、現場で出来ることは限られています。あくまで、緊急応急修理と考え、何でもかんでも持っていくことはありません。無理をせず、ロードサービスを呼びましょう。