■メインハーネス取り付け |
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今回、competitionモデルをツートラ仕様にするために、メインハーネスを取り付けようと思ったら苦労しちゃいました。標準付属のキットなので、簡単接続なのかと思ったら大間違い。 このキットには、メインハーネス・ヘッドライト・ホーン・ハンドルスイッチがついています。しかも、メインハーネスには、黄色い線のオス・メスカップラーで、割り込ませる作りになっています。楽勝!と思っていたのですが・・・。 ちょっと聞いた話でも、レギュレーター直下の配線に割り込ませる聞いたので、何も疑わず接続!エンジン始動で完璧な作動をしました。楽勝と思ってエンジンをブゥ~ンと吹かしたら、ブチブチ!!!!すべての電球が消灯??? なんだぁ~?慌ててテスターで測定すると、20Vを優に超えた電圧が・・・。レギュレーターの故障かな?と思い、サーモスイッチを直結してファンモーターを作動させ電圧チェック。 MAX16Vで正常動作しています。あれれ?電源供給を間違えた?と思い、いろいろチェックしたところ、こんな構成でした。 |
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最初、標準経路の点線部分から電源供給をしていました。ここはレギュレータへの入力線ですから、電球が切れて当たり前です。う~ん、ではどこから取れというのでしょう? どうみても、ここから取るように作られてると思うのですが。 方々に問い合わせしたり、ネット検索をしましたが・・・CDI付近のカップラーとか、レギュレータからの線とか・・・明確な回答を得られません。と、言うのは・・・。レギュレータのどの線からも、常時12Vが出力されていません。サーモスイッチがONになった時のみ、ファンモーターに出力されます。 |
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そこで作ったのが、上記回路です。配線はターミナルキットを使って、きちんとギボシにしましょう。ワイヤーストリッパーがあれば面倒な皮むきが簡単です。最後はテスターでチェックしましょうね。 ファンモーターの作動も問題なく、電圧も制御されており完璧!と思ったら、思いっきり吹かすと18V程出力されちゃいます。根性のないバルブはブチッ!です。トホホ。 若干レギュレーターが逝っちゃってますかね。 まあ、即座にブチッ!じゃないから・・・ね。 |
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脱着可能なギボシやカップラー制作に不可欠。 | 簡単に配線の皮むきが可能。配線を切らずに途中分岐するには必須。 | 配線チェックや、電気系トラブルには必須。 | |
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■純正ハンドルスイッチ回路 |
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純正のハンドルスイッチの配線カラーです。BETA REV3のヘッドライトはLOWビームしか無いので青い線は接続されていません。 純正のハンドルスイッチには、ウインカースイッチがありませんので、汎用の集中スイッチを、左記回路を参考に取り付けする事が可能です。 エンジンSTOPスイッチは、パッシングスイッチを配線加工すると便利です。 |
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ちなみに、今回使用したハンドルスイッチはデイトナ製です。この場合の配線カラーは、 黒=アース 青=ENGINESTOP エメラルドグリーン=ホーン 黒/茶=尾灯 黒/黄=ヘッドライト 黄=12V 灰=ウインカーリレー 水色=ウインカー右 橙=ウインカー左です。 この場合、パッシング&ハイロースイッチはエンジンストップスイッチとして作動します。 |
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■メインハーネス回路 |
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■ウインカー回路制作 |
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ウインカー配線では、前後ウインカーの配線は並列で接続しましょう。そうしないと、前後どちらかが球切れすると、前後両方点かなくなります。 | |||
この回路では、バッテリーレス車でありがちの、アイドリング時にウインカーが点滅しない症状を改善するために、電源安定化ユニット / F351なるものを取り付けしています。製品はデジタルメーター用ですが、問題なく作動・改善しましたのでおすすめです! | |||
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■脱着可能ナンバーステー |
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ホームセンターで売っているT型ステーと、コの字ステーを使ってナンバーステーを作ります。それを、ウェルナット(締め込むと潰れて抜けなくなる)を使って固定する事でワンタッチ脱着を可能にします。 これにより、振動にも強く、スクリュー1本で固定できます。配線をカップラーで脱着可能にすると、数秒でナンバーとウインカーを取り外し出来るのでおすすめです。 REV3は、フェンダー裏に突起が何もないので、廻り止めとしてスクリューを追加。ステーに差し込む形としました。 |
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